Synergy+でCtrlキーが開放されない

昨日調べ物をしていたら Synergy+ というツールを知った。詳しい説明は他のページに譲るとして、第一印象はとても便利に使えそうだったのだが少し使ってみると問題があることが分かった。

FreeBSDをクライアント側にして使っているのだが、クライアント側でCtrlキーが押しっぱなしになる現象が頻発する。
Ctrlキーを離したときのリリース情報が伝わっていない感じ。Ctrlキーを押さなければ普通に使えるんだけど、押すと押しっぱなしになる。ちなみに、クライアントがノートPCなのでノートPC側のCtrlキーを一度押して離してやると元に戻るんだけど、症状が頻発するので実用にならない。

Googleで解決方法を探ってみると、FreeBSDに限らず同じ問題で困っている人が多いことは分かったが具体的な解決方法はよく分からなかった。

少し自分でも調べようと思って xev でノートPC側のCtrlキーを押したときとSynergyサーバ側のCtrlキーを押したときのイベント情報を比較しようとしたところ、違いが見当たらない。ちゃんとCtrlキーを開放した情報も飛んできている。エーどういうこと!?
xev起動中は確かにCtrlが解放されることが多いようだが、確実に解放されるわけでもないようだ。

いろいろ確かめてみると、synergy+ 起動中は xev ウィンドウにフォーカスが当たっていなくても、何かキー(サーバ側・クライアント側のどちらでも)を投下するタイミングで下記のようなメッセージが出力されることがあることに気づいた。

MappingNotify event, serial 47, synthetic NO, window 0x0,
    request MappingKeyboard, first_keycode 8, count 248

この辺が引き金になっているのだろうか。