zfsを使ってみた
最近zfsに関する話をあちこちで見掛けたので，自分のノートPCのFreeBSDもzfsにしてみることにした．ルートからzfsというのが流行っているようなのでそのようにしてみた．しかしそうすると，またクリーンインストールだな…．まあいいか．
PC-BSD 8.1 を使って ZFS boot な FreeBSD をインストールするを参考にさせて頂き初めてPC-BSDを使ってみた．sysinstall に比べたら格段に分かり易くなっている．しかしGUIの見た目がちょっと古いのが気になってしまう．
これまでは ufs で /, /var, /usr, /home とかに分けてた．こうしておくとOSのメジャーバージョンアップの時とかに「スッキリさせたいので /home 以外は newfs からやり直し!!」とかできて便利だったので．
これに比べて，ルートからzfsで使うというのはあっけないくらいに簡単．容量配分で悩む必要もない(実際は「本当にこんな簡単で良いんだろうか？」としばらく悩んでいたが)．
更に，ネイティブにFreeBSDをブートしたときとVMwareのゲストOSとしてブートした時で，ディスクコントローラの番号(ad0 とか ad4)が変わってしまう問題から開放されて，どちらの環境でもすんなり起動するようになった．
最後に，FreeBSD-8.0でEeePCが蘇った件を参考にさせて頂き，compression の設定などしてみた．なるほど，確かに /usr の下とか圧縮するとかなり縮むんだ．これは素晴しい．
# gpart show
=> 63 500118129 ad0 MBR (238G)
63 1985 - free - (993K)
2048 24576000 1 !45 (12G)
24578048 614400 2 !45 (300M)
25192448 104856688 3 !45 (50G)
130049136 370069056 4 freebsd [active] (176G)
=> 0 370069056 ad0s4 BSD (176G)
0 370057216 1 freebsd-ufs (176G)
370057216 11840 - free - (5.8M)
# zpool list
NAME SIZE USED AVAIL CAP HEALTH ALTROOT
tank0 176G 86.7G 89.3G 49% ONLINE -
# zfs get compression
NAME PROPERTY VALUE SOURCE
tank0 compression off default
tank0/home compression off default
tank0/usr compression gzip local
tank0/usr/local compression gzip inherited from tank0/usr
tank0/usr/local/man compression off local
tank0/usr/obj compression lzjb local
tank0/usr/ports compression lzjb local
tank0/usr/ports/distfiles compression off local
tank0/usr/share compression gzip local
tank0/usr/share/man compression off local
tank0/usr/src compression gzip local
tank0/var compression lzjb local
